多くの投資家の方達から、主に販売会社を通じて出資・拠出され集められた資金を1つにまとめ、資産運用に関しての専門家であるアセットマネージャー、ファンドマネージャーらが、株式や債券などの金融資産、あるいは不動産などを投資するよう信託会社に指図し、運用成果を投資家に分配する金融商品のことを「投資信託」と言います。
投資は少額で一万円ほどからの小さな資金からでも始められ、それらを集めて運用するものですので、たとえ小資金では投資できない株や債券などにも、多くの投資家でまとめて投資をし、その割合によって分配される仕組みです。
何十万円と用意しなければスタートすることができないものではないので、比較的に気軽に始めることができます。
また、たとえ運用会社が倒産した場合でも、保証がありますので安心感もあります。
証券会社から投資家の方々に販売され、運用会社からは調査をもとに運用の指図を出し、信託会社がその指図に基づき、株や債券の売買、そして顧客の口座を管理します。
また、運用による利益や損失は投資家に帰属します。
日本国外ではこれを集団投資スキームとも呼ばれ、日本においては、ファンドや投資ファンドという言葉として投資事業組合も指します。
さて、投資先は日本国内でも百どころか千を遥かに超えており、個人で投資をする場合には、きっと投資先に頭を悩ませるものですが、投資信託がデータを収集して投資先を選び運用してくれます。
投資信託に興味がある場合は、ネット上のランキングなどを参考にしてみてはいかがでしょうか。