投資信託の基本と投資信託協会の重要な役割について

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投資信託とは、投資家たちから金融機関などが募集し、その集めたお金を使って、運用のプロである専門家が株や債券などに投資を行う商品で、その運用結果が投資金額に応じて利益として分配される仕組みで成り立っている商品です。
この投資信託による運用成績は市場環境などによって変動しているので、投資信託の購入後に投資信託の運用が上手くいき利益が得られることもあれば、運用が上手くいかずに投資した額を下回ることによって損をすることもあります。

どちらにしても、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資家の方たちの投資額に応じてそれぞれ帰属されますので、投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。

銀行の預金のように、金額が保証されているわけではないところには注意が必要です。

そして、投資信託協会とは、金融商品取引法上の認定金融商品取引業協会の一つで、投資を行う方の保護を図るとともに、投資信託及び投資法人の健全なる発展を目的とした各種自主ルールの制定や、正会員に対する法令・諸規則等の遵守状況、管理体制は問題ないかなどの各種調査を受け、投資家からの質問に対して応えます。

様々な業務に関してのクレームへの対応や、投資信託をより普及させていく活動も含め、認定個人情報保護団体としての業務などが日々行われており、その中でも、上記に挙げたような仕事内容を遂行するために、自主規制をした上でのルール確認など、業務内容はとても必要性が高いものになっています。

さらには、投資家への情報公開の充実という面から、個別に行っている投資信託に関しての運用状況報告書等のデータを評価機関に報告しているほか、協会のホームページ上でも、国内設定の全投資信託の基準価額を公表しています。

これらの点から、協会は投資信託において重要な役割を果たしているのです。

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