投資信託の詐欺手口について

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投資信託は、国内外の株式や債券などに投資をするものであり、この価格が思惑通りに値上がりしなければ損失を受けるリスクもある金融商品であるというのが前提ですが、投資へのニーズが高まっている現在では、元本保証を売りとする商品も出てきています。
しかし、こういった商品やこのような売り文句で販売する業者に関しては、限りなく詐欺に近いと考えた方が良いでしょう。

何より、元本保証で元本割れのリスクが無く投資が出来るということ自体、資金さえあれば必ず利益が出る金融商品ということになるので、誰でも簡単に儲けることが出来てしまいます。

利益が出なくてマイナスになったとしても投資金を返還していたのでは、ビジネスとして成り立たないのは明らかです。

また、気をつけた方が良いタイプの投資信託としては、最初から利回りを約束するようなもので、利回りに関しては過去の実績からシミュレーションは出来るものの、運用前から利回りを示すことはできません。

こうした金融商品は、実際にある企業に似た名前などを名乗った会社やこの実際の企業の会社との関係を匂わせて勧誘することが多く、安心感を植え付ける手法や「特別に選ばれたお客様に案内しています」といったような優越感を与える手法を用いる傾向にあります。

詐欺にだまされないためには、投資にはリスクが必ず付いて回ることを理解することが非常に重要です。

こういったリスクに関して説明をせずに、良い事ばかりで勧誘をしてくる会社に関しては、絶対に投資しないという心構えが必要であると言えるでしょう。

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