日本を含めた先進国の景気がなかなか上向かない状況が続く中、注目を集めているのがいわゆる新興国への投資です。
ロシアやブラジルといった資源を豊富に持つ国は、それを強みとして経済発展を続けていますし、また中国はその市場規模の大きさから今や世界経済で重要な位置づけとなっています。
そして今、注目を浴びている国がインドです。
中国に次ぐ人口の多さ、しかも若年層の占める割合が大きいため、いずれ世界一の人口数になるといわれている国でもあります。
また、システム開発能力に長けた人材を豊富に持つなど、これからの経済発展を強く期待させる要素も持っています。
そんなインドですから、投資をしてみたいという人も多くいることでしょう。
しかし、海外市場の株式を直接売買することは非常に難しい状況です。
中には、海外投資の強みを売りにした証券会社もありますが、個人で細かい情報を収集するのはかなり難しく、やはり個人で立ち向かうにはハードルが高いと言わざるを得ません。
そんな時に有効なのが、投資信託です。
先にご紹介した、中国やブラジル、ロシアなどとともに、インドも含めた新興国投資を目的とした投資信託商品が数多く販売されています。
もちろんリスクは伴いますが、個人が投資に参加する窓口としてはお勧めといえるでしょう。
購入方法も月々の積立で購入できる場合もありますので、毎月一定額を購入する方式で投資していけば、あまり負担を感じることなく続けることが可能です。