証券会社の営業職への扱いがブラック企業だと言われています

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金融業界は、年収の高さや安定性、知名度から、就職活動を行う学生に人気があります。
各種の調査においても、トップ10を金融業界が占めるという結果になったこともあり、その人気の高さが窺えます。
しかしながら、同じ金融業界でも証券会社はというとトップ10入りすることは無く、この原因として、業務内容の厳しさと体育会系気質が言われており、高い離職率が特徴です。

給与体系はどの会社に関しても高収入ですが、歩合的な意味合いが強く、多くの会社では、現場で営業職は厳しいノルマに苦しめられると言います。

このような点から、証券会社はブラック企業と言われて最近話題となっていることもあり、就職活動中の学生からの支持が得られない状況です。

証券会社でも、本部勤務となれば残業はほとんどなく働きやすい環境だと言われていますが、本部に勤務するには、一流大学を卒業して最初から配属されるか、厳しい営業から昇格するしかありません。

この営業のノルマですが、売上額だけでなく会社の主幹事を務める推奨銘柄の売上が指標になる上、支店単位でのノルマであることが多いので、一人がノルマを下回ると他の営業が被ることも少なくないようです。

さらに、残業が続く上に上司との付き合いがあるといったように、末端の営業マンにとってはまさにブラック企業と言われてしまう企業風土があります。

他の業界に関しても、ブラック企業や労働法規を無視しているところは多く存在していますが、証券業界は特に信用を売りにするため、労働環境の改善が望まれます。

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