証券会社の規模を営業収益など様々な部門から検討

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平成25年3月期決算を迎えた国内証券各社の情報が公表されましたので、収益面などからその規模を推定してみましょう。
平成24年から25年にかけての証券会社全体の営業収益面から見てみると、主要企業47社の営業収益合計が3兆6807億円、総資産額では98兆1063億円と言う膨大な数字を示しており、業界の規模の大きさと好調さが窺えます。

その中でも野村証券を傘下に持つ野村ホールディングスは、営業収益2兆円超、総資産は37兆9,424億円を計上し、国内証券会社としては依然最大手の位置にあります。

営業収益2位の大和証券グループの5,254億円に大きく差をつける結果となり、総資産額で2位の三菱UFJ証券ホールディングスの26兆5064億円にもかなり差がつきました。

売上げに当たる純営業収益で見ても野村ホールディングスは1兆円を超していて、トップの地位を譲りません。

2位は大和証券グループ、3位が三菱UFJ証券ホールディングと上位は同じ顔触れで占められています。
では、働く従業員数で規模を比較してみましょう。

国内では中堅に位置する丸三証券の1,006人に対し、野村ホールディングスは28,024人、大和証券グループは13,946人とやはりそこで働く従業員の数もトップクラスです。

平均年収の最高額は外資系のシティグループの証券会社ですが、この部門においても前記3社がトップテンに入っており、全ての面で上位を独占し、群を抜くその経営規模の大きさを推し量ることができます。

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