証券会社の志望動機に見る業績回復と将来性

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証券会社は、株や債券などの証券の売買仲介や新規発行される株式や債券の引受け業務を行っています。
野村や大和に代表される独立系の会社や、SMBC日興や三菱UFJ証券のような銀行系、また、現在増えているネット証券もあります。
過去にアメリカ経済の影響などで世界的に景気低迷し、国内においても金融業界の業績は落ち込みました。

証券会社も例外ではなく、株価の下落や業績不振に苦しみましたが、企業努力に加えて政権交代後の経済政策効果もプラス要因となって、最近は業績の回復傾向を見せています。

それを裏付けるかのように、企業の財産とも言える人材の求人数が増加し始めました。

証券会社では、ホールセール部門やリテール部門、オンラインなど専門分野別に部門が確立され、特に法人を対象とするホールセール部門に求人意欲が高く見られ、中でも20代の若手の採用に積極性が見られます。

応募する学生の志望動機の1位には年収の高さが挙げられ、平均年収が高い金融業界の中でも一際目立ちます。

特に野村証券は、年代別に見ても30代で800万円、40代では1,000万円以上の年収を獲得し、一般のサラリーマンの平均年収が40代で410万円という数字と比較すれば一目瞭然です。

支給額に反映する成功報酬の割合が大きく、入社5年で1,000万円の大台に上がるのも夢ではないため、新卒だけでなく転職の対象企業としても憧れの的となっています。

勿論志望動機の中には、日本経済の発展に貢献できる、グローバルでダイナミックな仕事ができる、学んだ経済などの知識を活かせるなど、業務内容に対する魅力をアピールするものも多数あり、次代をリードする証券会社の将来性に対する期待が感じられます。

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