投資信託とは、さまざまな投資家から資金を募って、それを1つのファンドにまとめ、ファンドマネージャーという運用の専門家が、投資家の代わりに株や債券、不動産などに投資を行って運用していく仕組みの金融商品のことです。
この投資信託には、分類によりさまざまな投資方法があります。
運用方法による分類としては、アクティブ投資信託とインデックス投資信託というのが存在します。
アクティブ投資信託は、積極的に運用を行い、日経平均株価やTOPIXなどの指数よりも、どれだけ上回るリターンを上げられるのかを目指すものです。
一方のインデックス投資信託は、日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動した運用を目指す投資信託のことで、運用対象は、日経平均株価やTOPIXなどの有名なものから、ガソリンやとうもろこしなどの商品指数に連動するものまであります。
そのため、インデックス投信に投資を行うということは、株や債券などの金融商品の知識があまりない方であっても、深く考えずに淡々と投資を行うことによって、日経平均やTOPIXなどの市場と、ほぼ同様の運用成果を上げることが可能なわけです。
この他にも、購入方法による分類などもあります。
これは、単位型(ユニット型)と追加型(オープン型)というものが存在し、単位型は、募集期間にしか購入することができませんが、追加型は、原則自由に基準価格で購入することができます。
このように、投資信託は分類によって投資対象を検討することが大切です。