トルコを投資対象とした投資信託の特徴

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トルコはアジアとヨーロッパにまたがる共和国で、一部の業種を除き外資規制がなく、外国からの投資が盛んな国の1つです。
優位な点は、アジアとヨーロッパをつなぐ架け橋である地理的な面で、ヨーロッパに展開する企業の中には拠点を置くところも少なくありません。
日本企業もその例外ではなく進出が増加傾向にあり、投資先としても注目されています。

現地企業の株式や預託証書を主要投資対象にした投資信託が日本の証券会社からも販売されており、野村アセットマネジメントが運用・委託する「オーロラⅡ」には、東欧ファンドとともにトルコファンドがラインナップされています。

分配予定は原則として毎年7月11日で、リスクとしては投資している株価の変動リスクと、為替ヘッジは行うもののヘッジしきれなかった分の為替変動リスクが挙げられますが、ここ数年の分配金水準としては1万口あたり110円から370円の間でした。

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントが運用・委託するトルコ株式オープン「メルババ」は、現地の言葉で「こんにちは」という意味で、国内株式の中でも成長セクターの企業などを選定した上でポートフォリオを構築し、投資を行うファンドです。

リスクとしてはカントリーリスクなどが指摘されており、決算日は1月25日となっていますが、分配金の支払いには分配金を受け取る一般コースと分配金を再投資するコースがあります。

このように、トルコは観光産業だけでなく工業生産などの拠点になると考えられ、投資信託の投資対象としても注目されています。

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