投資信託において、分配金(配当金)は決算日ごとの運用成果を配分したものです。

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投資信託では、定期的に分配金(配当金)が支払われるタイプのものがあります。
分配金というのは、決算日ごとに、その間の運用成果を配分したものをいいます。
そのため、運用がうまくいかずに損失をだした場合は分配金が出ません。
また、利益をどの程度、分配金として還元するのかは、運用者があらかじめ決められている分配方針に基づいて判断を行います。

そのため、投資信託によって、その出し方はそれぞれ違ってきます。

毎回安定的に定額の分配金を出すタイプ、運用成果を全て分配金として出すタイプ、通常は利子・配当金・売却益から定額の分配金を出して年に1、2回売買益から分配金を出すタイプ、の3つに分けられます。

毎回安定的に出すタイプは定額分配を行うため、その金額は低く抑えられています。
その代わり、多少の運用成績の変化があったとしても、ほぼ同じ金額での分配が行われます。

運用成果を分配金として出すタイプは、積極的に分配金を出すため、運用成果が良いときは分配金を多めに、運用成績が悪いときは分配金を少なく支払います。

そのため、直近の分配金が良いからといって、今後も同じように分配金が続くだろうと判断するのは危険で、過去の分配金の推移をチェックする必要があります。

年に1、2回売買益から分配金を出すタイプは、決算日ごとの定額分配以外に、年に1、2回の分配金の額はそのときの運用成果によって大きく変わってきます。

購入を予定している投資信託がどのような分配方針なのかをまずは調べましょう。

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