みずほ銀行の投資信託販売では、受益者に対する丁寧なアフターフォローが特徴です。
運用が好調で利益が上がっている投資家もいますが、逆に運用が不調で損失が出ている投資家もいます。
そのような損失が出ている投資家に、運用状況を丁寧に説明することをアフターフォローとして実施しています。
販売会社である銀行は、運用が不調な顧客に運用状況を説明するのは顧客から不満を言われることを嫌って避けたくなるものです。
しかし、そのような顧客にこそ運用状況を丁寧に説明することで、販売会社としての信頼を得ています。
損切りをするタイミングを見定めている顧客や、あるいは長期的な視野で相場の回復を待っている顧客など、顧客の意向は様々です。
銀行がその考えを主導することはできませんが、運用状況や相場に関する情報を提供することで顧客の満足度は高まります。
損失が出て喜んでいる顧客はいませんし、少なからず不満を持っています。
自己責任であるとは分かっていても、販売会社や運用会社に対して不満を抱いているものです。
その不満の中には、販売してから全くフォローがないという点も挙げられます。
運用が好調であればアプローチするが、その逆であれば放置するというのでは、その不満は増大します。
適切な情報提供を、どのような環境であっても継続することで不満は減少します。
みずほ銀行では一定の基準を設けて、運用状況が不調な顧客に対する接点を持って、その顧客の考え方などを本社に報告させる仕組みにしています。