日本興銀は、現在のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行の前身

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日本興銀とは、かつて存在した日本興業銀行のことを言います。
旧富士銀行、旧第一勧業銀行とともに、現在のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行の前身であり、長期信用銀行法に基づく長期信用銀行でした。
ワリコーやリッキーなどの金融債を発行して、重工業などの企業の長期資金融資を主な業務とし、日本長期信用銀行と日本債券信用銀行の2行を抑え、長期信用銀行の中のトップの地位を占めていました。

しかし、1989年のバブル崩壊を受けて、長銀と日債銀が経営破たんして国有化され、それぞれ外資等の第三者に売却されたのちに新生銀行、あおぞら銀行となり、日本興銀は先述したように吸収合併や業務継承を経てみずほ銀行とみずほコーポレート銀行に再編されて同銀行は消滅します。

日本興銀は、重厚長大産業に対する融資を通して我が国の産業を支えることを主な業務としていたため、個人の顧客に対しては、預金勧誘などの営業にはあまり熱心ではありませんでした。

普通預金は当然のことながら、定期預金よりも比較的有利な利率や利息に対する源泉徴収される税額の低さ、無記名であることなど、営業活動をせずとも資産家や政治家などの比較的所得層の高い個人顧客が集まる金融債を発行していたなどのことから、かつてはどぶ板を踏む営業を行わないなどの皮肉を普通銀行などから言われていたようです。

ただし、その反面企業向け融資は長期信用銀行という性格からして普通銀行を凌駕していたため、その財界における地位は高く、取引先への出向や役員の派遣などを通じて、興銀グループなる企業集団を形成していました。

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