日本の株の評価は外国人が決めている

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日本株であれば、日本人が株価を左右していると思っている人が多いのではないでしょうか。
ところが実際は、日本の株を買っている人の多くは外国人投資家だったりするのです。
日本の株式市場の6割は外国人投資家の売買によると言われていますので、つまり、半分以上は外国人によるものだということになります。

そうなると、売買の半分以上は外国人がしているのですから、日本株の値段を決めているのは日本人ではなく、外国人だと言っても良いでしょう。

このことでわかってくるのは、株とは、日本人がどのように見ているのかではなく、外国人が見てどう思えるのか、どう判断出来るのかという視点が重要になるということです。

そのため、日本人では理解が出来ないような動きをすることもあると言えます。
反対に、日本人では重大なニュースと考えられることでも、外国人には取るに足らないことになってしまうこともあります。

株式投資において重要なことは、この外国人の見方も入ってくるということです。
例えば、為替などによっても大きく変わってきます。

円建てで日本株を買う日本人にとっては、為替の動きは直接的には株式投資とは関係がありませんが、ドル建てやユーロ建てで日本株を買っている外国人投資家としては、為替の動きも株価の動きと同様に、直接損得に直結している重大事です。

日本人としては、もっと日本の投資家が増えてくると良いとは思うのですが、日本の株式市場において過半数を占める外国人投資家の動きは、今後も目が離せません。

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