関西電力が作成する有価証券報告書について

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関西電力株式会社(関西電力)は、言わずと知れた関西地域で発電・送電を行なっている日本でも有数の電力会社です。
その送電範囲は、大阪府・京都府・兵庫県など2府5県となっています。
設立は1951年5月1日で本店所在地は大阪府北区、資本金4,893億円で、事業内容は電気事業・熱供給事業・電気通信事業・ガス供給事業等といったところが基本的なデータです。

また、売上高2兆9,582億円(連結ベース 3兆3,274億円)、資産総額6兆99,162億円(連結ベース 7兆7,775億円)、従業員数22,566名という数字からも、その企業規模の大きさがわかります。

関西電力に限らず国内の多くの電力会社が電力を安全・安定的に供給する為日々企業努力を重ねていますが、電力を安全・安定的に供給するには企業自体の経営が安定している必要もあります。

ここでは、関西電力の経営実態をウェブサイトに掲載されている有価証券報告書に沿って見てみましょう。
ウェブサイトには最新版(2014年12月時点)として第91期第2四半期の報告書が掲載されており、誰もがダウンロードして閲覧可能です。

当報告書には売上高等の具体的な数字と共に、事業状況のレビュー結果も記されているので、経営の現況を正確に把握出来ます。

例えば業績の状況では、総販売電力量は668億kWhと前年同期に比べ4.8%減少したものの、燃料費調整単価の増加などにより電灯電力料収入は増加といった事が読み取れます。

電力の安定供給の為には経営の安定も欠かせません。
国内有数の電力会社である関西電力の有価証券報告書は、経営実態を示す有用な資料として今後とも注目です。

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