有価証券報告書の簡単な見方

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上場する株式会社などには、投資家保護などの観点から有価証券報告書と呼ばれる書類を内閣総理大臣に提出することが義務付けられており、実務として提出するのは金融庁となります。
現在ではEDINETと呼ばれるシステムがあり、こちらへ電子データとして提出することが義務付けられていて、紙面での提出はなく電子データ化されたことで迅速に報告書の閲覧が簡単に出来るようになりました。

そうした有価証券報告書は、多くの企業では公式ホームページの投資家向けのページなどでpdfファイルで公開していることが多いので、気になる会社があればEDINETを利用しなくても見ることが出来ます。

そこで、有価証券報告書の簡単な見方を紹介します。
企業の概況といったページでは、報告書の発行された期の経営指標と過去の指標を見比べられるような推移が見られるようになっています。

そこで、業績などに変化があった場合にはどのような原因で変化したのかという点をみるために、気になった点などを書き留めておくと良いでしょう。

次の事業の状況では、各事業の詳細な業績や会社の経営課題などが書かれているので、こちらで気になった点に関する記述を探せば原因が見えてくるはずです。

そこには、この課題にどう立ち向かっていくかといった方針や経営目標なども書かれているので、一番読みごたえがある部分と言えます。

その他関連会社情報や財務諸表なども掲載されていますが、これらをチェックするとともに同業他社との比較を行うことが有効です。

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