上場投資信託はETFとも呼ばれている投資信託で、日経平均株価や東証株価指数・TOPIXなどの指標と連動することを目標としています。
文字通り証券取引所に上場しているので、株式などと同様に随時取引が出来、証券会社などを通して売買する時の手数料は株式と同じです。
一般的な投資信託ではノーロードと呼ばれる投資信託を除くと販売手数料がかかり、保有している時に発生する信託報酬についてもETFに比べて高く設定されているので、ETFではこうした購入時や保有している時のコストが抑えられるメリットがあります。
また、上場投資信託が分かりやすいとされているのは、日経平均やTOPIXに関してはテレビのニュースで取り上げられ、ネットなどを活用すれば容易に確認が可能である点です。
こうした身近な指標である株式指標に投資を行うことで、個別銘柄の株式を購入する株式投資に対し、複数の銘柄に分散投資を行うのと同じ効果が得られます。
このように、株式と投資信託の性質を併せ持つ上場投資信託は初心者にも適した投資方法と言われており、注目を受けている金融商品です。
銘柄によって最少取引単位は変わり、市場が開いている時にはリアルタイムで価格が変わるので一概には言えませんが、数千円から10万円といった額から投資が出来ます。
株式に投資しようと考えている人は、個別銘柄を検討すると同時に、こうした投資信託も利用して資産運用を行なってみてはいかがでしょうか。