ファンドによる資金運用の手法と特徴

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ファンドとは、複数の投資家から集めた資金を利用して投資を行なって、この利益を分配する仕組みの事を指します。
複数の投資家から資金を集めることによるスケールメリットを活かして、株式などの場合には、特に投資会社への影響力を行使することも可能な点も特徴の一つです。
種類としては、資産運用の専門家であるアセットマネージャーに投資対象を任せる投資信託や、それよりも投機的なスタイルで利益だけを追求する手法であるヘッジファンドなどを含む、上場していて市場で取引される商品が対象になるものがあります。

加えて、非上場企業の未公開株が対象となり、ベンチャー企業や再生中の企業に投資する手法もあり、こうした大きく分けた2つの手法は投資型と呼ばれるものです。

一方で、事業型と呼ばれるものには、競走馬や飲食店、珍しいものではアイドルなどの現物やコンテンツに投資する現物投資、現物以外の鉄道や道路などに投資する社会投資などがあります。

こうしたファンドによる資金運用のメリットとしては、投資規模以外では、複数の投資先に分散投資することによるリスク回避です。

例えば、為替の影響だけを考えれば円高で有利な企業と、円安で有利な企業、どちらにも同等の投資をしておけば、為替がどちらに変動しても影響は軽微になり、安定性をはかることが出来ます。

デメリットとしては、投資なので当然ながら元本保障が無いことはもちろん、自分で投資するよりも手数料が高いという点が大きいでしょう。

ファンドによる資金運用に関しては、内容によってはリスクの高いものもあるので、その点には十分な注意が必要です。

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