証券会社におけるトレーダーの役割

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証券会社や投資銀行、保険会社などの金融機関で投資家と金融ディーラーとの間を結んでいるのがトレーダーです。
一般的には金融機関のトレーディング事業部に所属し、株式や債券といった売買を直接行う金融ディーラーと顧客である投資家との間を取り持つ役割を果たしています。
株価や債券の値動きについて見通しを立て、買い時や売り時を顧客に情報提供したり、顧客から受けた売買注文をディーラーに伝えたりし、また、資産運用会社においてファンドの運用を行っているファンドマネージャーからは、売買の依頼を受けて執行する役割も担っています。

近年ではパソコンの普及やブロードバンドの高速化、証券会社の手数料が安くなり情報が豊富に提供されていることなどから、個人で株式売買を行う投資家が急増してきています。

中には株式投資を生業としている投資家や、1日あるいは数日で売買を完結して利益を積み上げていく「デイトレーダー」も登場しています。
このデイトレーダーは、1日のうち約4時間半の取引可能時間内にチャートを確認し、利益の上がりそうな株を売買します。

その間は画面から目が離せない状態となるため、精神的な強さが求められます。
また、市場が開催されている時間に取引を進めなければならないため、日中に時間の融通が利く職業か無職の方、主婦に向いている仕事です。

デイトレーダーには証券会社に口座があり、取引する時間が確保できる人ならば誰にでもなれます。

しかし、利益を上げて生活を成り立たせるためには、専門的な知識と市場動向を見極める判断力が求められます。

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