これから将来の人生設計を立てるにあたって、年金はいくらになるのかなどの試算を出しているうちに、日本政府があてになるのかどうか不安になってしまいます。
社会保険料や年金を支払い続けていれば、老後は国から生活していくのに十分な年金が支給されるという世の中ではなくなってきているからです。
そのため、自分自身で自分の生活の面倒をみられるように、資産運用をして蓄えを作る必要があると考えている方はとても多いでしょう。
その資産運用の幅を広げるために、投資信託というものについても知ってもらいたいと思います。
投資信託とは、投資家から集められた資金をファンドという基金にまとめ、株や債権、不動産などに投資をする金融商品です。
そして、種類によってリスクのとり方も違い、解約などの換金方法や追加投資ができるのかどうかなども違ってきます。
分類であらわすと、投資対象や投資スタンス、投資期間、利益の分配方法などに分けられます。
投資対象での分類は、公社債、株式、不動産の3つに分類できます。
投資スタンスとは、それぞれのファンドが掲げる利益目標や運用方法を意味しており、バッシブ型、アクティブ型、絶対収益型の3つがあります。
投資期間での分類は、オープン型、クローズ型、ETF、公募、私募に分けられます。
利益の分配方法での分類は、無分配型、累積投資型、分配型です。
このように、さまざまな種類によって形成されている金融商品であります。