三菱商事の株主に対する取り組み

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三菱商事は国内と海外約90か国に200を超える拠点を持ち、600社を超えるグループ企業を持つ総合商社で、日本を代表する企業です。
エネルギー産業や生活産業など幅広い事業領域を展開しており、貿易のみならず自ら開発や製造の役割を担います。
2014年3月期決算はアジアの自動車事業が好調で、純利益は過去4番目に高い4,447億円の高水準を記録した事はニュース等でも話題になりました。

利益が出たら株主にも社員にも還元するという社長の考えから株主への配当金を過去最高金額の68円に増額して、来期も引き続き好調が続くと判断して更に2円プラスして70円にする方針を発表しました。

役員を含む社員6,400人には10万円分の商品券を配布し、契約社員や派遣社員1,300人には5万円の商品券が配布され、消費の活性化が見込まれます。

業績が好調な三菱商事は、情報提供の場としてサイト上で投資家情報を提供しています。

沿革と主なプロジェクトを紹介する歩みや事業紹介のほか、損益状況が確認出来る事業ハイライトやビジネスモデルの変革について分かりやすく説明しています。

また、最新の決算情報や社長自らが行う個人投資家向けセミナーの動画、会社概要を紹介する動画を見る事が出来るので、会社内容をより理解したうえで投資活動を行えます。

そして、東日本大震災の復興支援にも力を注いでおり、奨学金や助成金活動の他に産業の復興や雇用の確保にも取り組んでいます。
日本を代表する総合商社である三菱商事の今後の国内外での活動に、更なる注目が集まります。

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