日産の第116期第2四半期連結累計期間の有価証券報告書

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日産自動車株式会社の第116期第2四半期連結累計期間の有価証券報告書によると、平成26年4月1日から同年9月30日までの期間で、日産グループの業績は前年の同累計期間と比較すると8.2%の増収となりました。
同じ比較において営業利益18.0%の増収、営業外損益は569億円の増加で663億円の利益、税金等調整前四半期純利益も41.4%の増益を出し、四半期純利益24.9%アップの472億円増益という伸びを見せる事が出来ました。

これはアベノミクス効果も大きく関わっており、米ドルに対する円高の影響を受けて海外での売上高比率を伸ばしている事が挙げられます。
具体例として、ヨーロッパでは新型パルサーが販売され、イギリスの工場ではキャシュカイが生産台数200万台を突破しています。

北米ではローグ・アルティマを筆頭に前年比の13.7%アップという販売台数の増加が見られました。

中国に関しては販売台数もシェア率も増加傾向にあったものの、政治的緊張から日本車の不買傾向も表れて売上げも見込みよりも落ちてしまいましたが、カナダ・メキシコでの販売台数は上々です。

国内でも、販売されている電気自動車リーフは14万2千台以上の販売を達成しており、更には新型モデルEVを国内を始めヨーロッパ・中国のマーケットへ売り出しEV市場の充実性を図っています。

2014年度の販売台数は若干下方修正が入りましたが、売上高は見通しよりも100億円増しとなります。

有価証券報告書を見ても分かる通りその実績は堅調ですが、日本経済の一端を担う大企業として、その業績は常に注目されるものとなっています。

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