商品先物取引とは、農産物や鉱工業材料等の分野のアイテムを、将来の定めた期日に定めた価格で売買することを契約した時点で約束する先物取引の一つです。
この商品を売買した時にかかる手数料には「片道」と「往復」があり、「片道」は商品の購入か売却いずれかの注文のみの料金となります。
そのため通常の取引では、反対取引を行うことで決済するために「往復」の料金が必要だと考えて下さい。
金の商品取引で考えてみると、金の先物取引の最小取引単位である1枚は1,000gとなっており、手数料は1枚あたりの金額です。
そこで、1枚あたりの金額を比較して、安い会社の上位を紹介していきます。
2014年3月現在、株式会社コムテックスは往復で630円となっており、北辰物産株式会社が往復728円、日産センチュリー証券株式会社が760円と、3社ともにモバイルやスマホでの注文に対応をして平日・休日ともに24時間注文を行うことが可能です。
岡安商事株式会社では756円で、モバイル注文には対応していますがスマホ注文にはまだ対応しておらず、週末営業日の立会い終了後から午後6時頃までは注文出来ません。
これらの会社に共通して言えることは、デイトレードの手数料に関しては、片道分で往復の取引が出来るという特徴で、デイトレードは、一般的には1日に1回以上取引を行なって小さな利益を積み上げる売買手法とされるため、利益を確保するには料金が安い方が有利となります。
商品先物取引の手数料の安い会社を紹介しましたが、各社で提供するツールやサービスにも違いがあるので、無料の資料請求をするなどして、自分の投資姿勢に合った会社を見つけて下さい。