トヨタ自動車が作成する有価証券報告書から読み取れる事

スポンサーリンク

単一メーカーとして日本最大の企業がトヨタ自動車(通称トヨタ)ですが、その企業規模の巨大さを実際の数字で実感してみましょう。
資本金(2012年3月末時点)3,970億5,000万円、売上高18兆5,836億円、営業利益3,556億円、当期純利益2,835億円(営業状況のデータは2012年3月期・連結ベース)で、従業員数(2012年3月末時点)325,905人(連結)・69,148人(単独)と驚きのデータです。

次に、トヨタ自動車単独の2012年3月期の年間販売台数のデータを示します。

国内2,071千台、海外5,281千台で世界全体で7,352千台で、海外での販売台数が国内の販売台数の2倍以上あり、トヨタ自動車が世界でも有数のグローバル企業である事を如実に表す数字となっています。

この様に、日本が誇る大企業であるトヨタの今後はどうなるのでしょうか。

その将来を占うのに最適な資料の一つが有価証券報告書で、これには上述の資本金・売上高・販売台数等の詳細データが載っている他、財政状況・経営成績・キャッシュフロー及び株式等の状況も見て取れます。

更に、北米・欧州・アジアなど世界各拠点の経営データもあり、これら有価証券報告書のデータを総合的に検討して判断すれば、トヨタの現在を知り将来を見通す際の貴重な材料となります。

また、トヨタが費やす研究開発費も注目の的です。

電気自動車や水素自動車等の先端技術の開発に回される研究開発費は、2014年の第2四半期4,894億円、年間では約2兆円の規模になります。
技術的な面からも、トヨタの将来は有望と言えるのではないでしょうか。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

タイトルとURLをコピーしました