積極的に支店を拡充してリテール販売強化をするSMBC日興証券

SMBC日興証券では、2013年から2016年までの3年間で、支店網を2013年の109店舗から約2割である25店舗増やすことで、個人向けであるリテール販売網の拡充をする方針を示しています。
それに合わせて、営業を中心とした600人の人員増強やシステム投資を行うことも発表しており、他社の多くが営業拠点の縮小やオンライン取引へのシフトなどによるコスト削減を図っている中でのこうした発表は異例です。

さらに、連携する三井住友銀行との間で課長レベルの人材交流を行うことで、銀行顧客の証券への紹介業務を進め、顧客の余剰資金を投資へと向けていく誘導を行うとしています。

そうしたことにより、投資マインドが過熱している流れで、これまで投資に目を向けなかった顧客にも証券投資をするように勧める方策です。

SMBC日興証券が他社に先駆けて行っている、こうしたリテール営業の強化を図る支店網拡充の動きは、2012年度からアベノミクスにより日本の株式市場は取引が大きく拡大したことも一つのきっかけと言えます。

売買金額ベースでも東証の1部・2部合計で前年比14%、マザーズで約50%、JASDAQで約46%の増加です。

2014年1月からは、少額投資非課税制度・NISAも開始することで、まだまだ証券投資への流れは進むと考えられます。

これからは、リテール販売の強化策の一つとして他社が追随してくることも予想されますが、そんな中でリードして支店の拡充などを行う姿勢を見せるSMBC日興証券が、更なる営業力の強化をどのように図るかといった点が、これから注目されるところです。

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カテゴリー:日興証券

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