インフレ対策としての投資信託お勧めのコモディティ

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株式や債券とは違った動きをするコモディティクラスの投資が最近注目されています。
コモディティファンドとは、コモディティ、すなわち商品に投資するもので、例えば国際商品全体の動きを表す商品指数(インデックス)に連動するタイプや、エネルギーや農産物といった特定の品目やセクターの指数に連動する商品といった具合です。
様々なコモディティファンドが存在しますが、その中から1本選んで投資信託を始めるなら、世界の商品全般を対象に幅広く投資を行う商品総合指数に連動したタイプが良いでしょう。

この投資の利点として、株や債券と比較して市場規模が小さく値動きが大きい傾向があるものの、投資判断は商品市況全体をアバウトな見通しで行えるという点が挙げられます。

また、組入品目やセクターごとで変動要因が変わるのでリスク分散の効果があり、値動きのブレが抑えられる性質も持ち合わせています。
このようなことから、特定の品目やセクターに注目している方は別ですが、そうでない方には商品総合指数に連動したタイプがお勧めできます。

注意点として、商品総合指数は数多くの種類が存在し、指数ごとに中身と特徴が異なるので、始める前には十分な確認が必要です。

様々な指数と連動する投資信託が発売されていますが、代表的な指数として、組入品目数の多いロジャーズ国際商品指数や、過去5年間の平均生産量を元にしたS&P GSCI商品指数、S&P GSCI商品指数よりバランスの良いS&P GSCIライト商品指数などが存在します。

コモディティは分散投資やインフレヘッジに効果的なので、将来のインフレリスクに備える手段の一つとしての活用がお勧めです。

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