大阪証券取引所で行われる株価指数先物取引の特徴

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大阪証券取引所で行われる先物取引は、個々の株価を一定の計算方法で集計し、指数化または数値化した株価指数を取引する株価指数先物取引です。
この取引の特徴として、銘柄の選択が不要という点が挙げられます。
日経平均株価などの株価指数を対象に取引しますので銘柄の選択は要りませんし、銘柄を分析する手間もかかりません。
その為、個別銘柄の倒産や上場廃止などによる影響が小さく、大局的な視点で投資する事が可能になります。

また、相場が上昇すると予想した時には、株式投資と同じく安く買って高く「売る」方法で利益を得る事が出来ますし、反対に、下落すると予想した時には、高く売って安く「買い戻す」方法で利益を得られます。

ただし、予想に反した変動の場合は、損失が発生しますので注意が必要です。
この取引は株価指数を売買しますので、株券は実在しません。

買い付け又は売り付け時点での価格と、決済期日時点での価格の差金決済となります。
つまり、売買によって生じた損益のみを授受する決済方法であり、金利や貸株料も発生しません。

また、少額の証拠金で数十倍の大きな取引が行えるのも大きな特徴で、例えば、10万円の証拠金で10倍の取引を行える場合、100万円を運用しているのと同じ効果(レバレッジ効果)が見込まれます。

さらに、この取引はリスクヘッジ手段としても利用できます。
つまり、将来の相場が値下がり又は値上がりリスクを回避する手段として利用されています。

このような多くの特徴を踏まえたうえで、資産運用に役立てる事が出来るのです。

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