証券会社と運用会社の違い、外資系運用会社の特徴

スポンサーリンク

証券会社と運用会社は同じ業務を行うものではなく、この二つの会社は全く別の機能を持つ金融機関です。
混同してしまう原因は社名にあり、日本の大手はほとんどグループで連動しているので、親会社が証券取引企業や銀行で子会社に運用会社を作る形態がほとんどで、具体的には、野村アセットマネジメントと野村證券、大和証券投資信託委託と大和証券、新光投信とみずほ証券などがそれに当たります。

運用会社には証券系列の他に、保険会社系列や外資系銀行系列、外資系運用会社、そして国内独立型等が存在し、運用会社は投資信託を作る事を目的としています。

個人投資家には運用会社はなじみの薄い存在ですが、運用会社と販売を目的とした証券会社の連携は密接していると言えます。

国内に300を超える証券取引会社と約80の運用会社が存在しますが、全ての運用会社と証券取引会社が系列関係にあるわけではなく、独立した経営理念を持つ運用会社も多数存在します。

例えば外資系の運用会社の場合ですと、外貨建で運用するファンドは為替や高金利といった海外のメリットも受ける事ができます。
更に、高いパフォーマンスを上げているヘッジファンドも大きな収益が見込め、期待が高まります。

しかし、運用金額が大きくないと投資が行えないケースも見られるので確認しましょう。

つまり、個人投資家が運用会社を選ぶ際に注意する点は、名前や系列といったブランド力にとらわれる事なく、ファンドの中身が優れているかどうか見極める事にあると言えます。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

タイトルとURLをコピーしました