宝くじを当てて億万長者になるという夢は、誰もが一度は見るのではないでしょうか。
しかし、億万長者なんて夢のまた夢と思ってしまう方も多くいるでしょう。
過去には、少ない金額でもいいからとにかく当てたい、当選の喜びを感じたいという方や、堅実派の方にぴったりの宝くじがありました。
それは、ジャンボ宝くじの発売30周年を記念して発売されたミリオンドリームです。
1979年に初めてのジャンボ宝くじが発売されてから30周年となった2008年5月に、ドリームジャンボと同じ日に発売されました。
ミリオンドリームとドリームジャンボの違いは賞金額とその当選確率です。
2008年に登場したミリオンドリームの抽選等級は1等と2等のみで、1等賞金は100万円と少ないですが、当選本数が3,000本と多く用意されていて、当選確率は1万分の1となり、ドリームジャンボと比較すると当選確率が約1,000倍もありました。
そして、2等についても12万本と非常に多く、当選確率は250分の1とその当選確率は非常に高いものでした。
さらに、他のくじと比較してみても、4桁の数字を当てるナンバーズ4の当選確率は同じく約1万分の1ですが、1等当選金は約90万円と少し低くなります。
また、43個の数字から6個の数字を選ぶロト6の場合、5個の数字が当たると当選する3等は50万円で当選確率は約2万8,000分の1です。
当選金額が低くても当選本数が多いほうが良いという本数派のニーズに応えたものと言えるでしょう。