駅の周りやショッピング街など、気が付くと色々な場所に宝くじ売り場があります。
売り場の増加と共に購入する人も増加しており、最高賞金額も大幅に上がっています。
地方自治体で実施する形の全国自治宝くじは、昭和29年に誕生しました。
過去には最高賞金700万円ほどで、今から比べるとさほど高額ではありませんが、年々上がっていき1,000万円にまで上がった頃からファンが増えてきました。
全国自治宝くじは、日本の国家的行事にも協力しており、東京オリンピックのマークを入れて発売したり、日本万博博覧会や、札幌冬季オリンピックなどの行事に協賛するものも発売し、それに伴い益々人気が高まりました。
その中でも大変人気があり、テレビコマーシャルなどでも紹介されているものがジャンボ宝くじです。
当選金額が高額で、人気の高い売り場ですと発売日から行列が出来て売り切れることもあるほどで、このくじの登場で幅広い人々に人気になり、様々な種類が次々と発売されました。
全国自治だからこそ、この人気を地域の復興に役立てる為、阪神・淡路大震災や新潟県中越大震災などで被災した地域の復興くじも発売されました。
全国自治宝くじの収益金や時効当選金は全国都道府県などに納められ、高齢化少子化対策、防災対策、教育福祉施設の建設回収など社会に役立つことに大きく活用されています。
宝くじは自分の楽しみで購入しますが、もし外れてしまっても支払ったお金が社会に役立てられています。