サトーの業務内容と順調な株式の上場

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サトーは、1940年に竹やラタンなどの加工機械の開発・製造・販売で「省力化」のニーズに応えてきました。
後にスーパーなどの小売店で良く見る値札シールの印字、商品への貼付する装置である「ハンドラベラー」を1962年に世界で初めて開発し、値付けのパイオニアとして市場を開拓し世界的ヒットとなります。
その後、1970年代にはPOS・販売時点情報管理システムの導入が始まると、バーコードなどに対応するハンドラベラーも開発、1981年にはこれも世界で初めてバーコードのプリンタである「POS用熱転写式プリンタ」も開発しました。

このバーコードプリンタは、アメリカ、カナダの商品コードUPC、それを基にした欧州各国の商品コードEAN、日本で使われているJANコードにも対応しています。

その開発によってインストアマーキングのトップメーカーの地位に立ったのですが、現在では、このバーコードの技術は小売業だけでなく製造・物流業、医療分野にまで利用されるようになりました。

そんなサトーは、1990年に株式を店頭登録、1994年に東証2部に上場し、1997年には東証1部に上場を果たしています。

2003年には、日本初のsuicaやpasmoなどの自動認識技術にも利用されるRFIDのプリンタを開発・市場投入し、RFIDの普及と発展に貢献しています。

2011年には、持株会社移行に伴い社名をサトーホールディングスに変更しました。

このように、サトーは商品開発力の強さから順調に東証一部上場するまでに発展したのです。

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