マックス株式会社の名前を聞いたことがない人でも、家や学校のどこかで使っているホッチキスにMAXと書いてある製品をみたことがある人は多いのではないでしょうか。
特にホッチキスの芯には「マックス針」と書いてあり、馴染みがあると思います。
ホッチキスにも様々な種類があり、手作業で行なわなくて良い電動のホッチキスの機械もあり、製本も自動でしてくれるようなものまで作っています。
もちろん、ホッチキスの他にも、さまざまな文具を作っています。
自社製品とバッティングしそうな、紙を綴じるだけの紙綴じ機能をもった「紙針ホッチキス」や、昨今かかせない個人情報を消すためのテープ「コロコロケシコロ」など多様です。
「コロコロケシコロ」は、個人宛てに届いた手紙を廃棄する時に、シュレッターにかけるのではなく、必要な部分を消して廃棄できるという画期的な商品です。
そして、マックス株式会社では、文具以外にも、建築や建設用の工具、さらにシニア向けの電動自転車まで、バラエティに富んだ製品を作っています。
こういった製品が多岐にわたる会社の株は、仮に建築や建設用の工具の売り上げが落ち込んでも、オフィス用品で挽回していたり、その逆もあったりと、一つの製品の売り上げだけに左右されないことで全体としての売上が安定するという利点があります。
実際に、マックスのここ数年の株価は比較的安定しています。
株を買う時にはもちろん、どんな会社かを調べて買うのでしょうが、身近な製品を作っている会社は親しみを感じて好感度が持てることでしょう。