2020年夏のオリンピックの開催国は、9月に正式決定されます。
東京のほかに立候補しているのは、トルコのイスタンブールとスペインのマドリードで、どこに決まるのか目が離せません。
また、別の意味で目が離せないのは、株投資家の皆さんなのではないでしょうか。
もしオリンピックの東京開催が決まったら、それに関係することが予想されるさまざまな企業の株が軒並み上がることが期待されています。
特に大きな影響を受けるのは、建設株です。
オリンピックを行うにあたり、競技が行われる会場を整備しなければならなくなります。
また、選手村の建設やインフラ整備など、準備のための建設ラッシュが続くでしょう。
そうなると、建設株だけでなく、セメント関連の株なども恩恵が受けられそうです。
そしてオリンピックが始まれば、海外からの観光客が沢山増えます。
飛行機、鉄道、ホテル、旅行会社などの株にも期待が持てるのではないでしょうか。
自国開催ということで注目度はさらに高まり、テレビの視聴率もアップすることにもなりそうです。
また、メダルラッシュが続くと、お祝い気分に夏ということも手伝って、ビールの売れ行きも好調になることも考えられます。
ほかにも、選手たちの勇姿に感動してスポーツ人口が増えるようになったりと、オリンピックがもたらす経済効果はいろいろなところに影響を及ぼすことは間違いありません。
まさに、五輪特需がやってくると言えます。
過去のオリンピックの日本での開催は、夏季に東京、冬季に札幌と長野で行われています。
当時潤った業種を見ていけば、どんなところに影響があるのか予想はつくのではないでしょうか。
事前に下調べをして、五輪特需を自分のものにしてください。