資産を増やす目的で株への投資を考えている方は多くいます。
株主になると配当金が貰えたり、購入時点の価格より上がった時は値上がり益が得られ、また、株主優待制度が受けられるといったメリットがあります。
株券を購入する手順は、まず最初に証券会社に口座を開き、次にその開いた口座にお金を振り込みます。
そして、その後で買いたい株を選び、証券会社に注文します。
どの株を何株購入といった次第で、最終的に売買取引が成立すると完了です。
困った際は、多くの証券会社でわかりやすく説明してくれるので、まずは証券会社に相談すると良いでしょう。
さて、投資には利益が得られる反面もちろんリスクも伴います。
株投資も同様で、上述のメリットに対し企業の業績が悪化したり低迷すれば株価は下がり、買った時の値段より安くなる事態も起こります。
そして、配当金を支払う余裕もなくなるかも知れません。
こうしたリスクを軽減するには、企業の将来を出来る限り正確に見通す必要があり、見通すための材料となるのが有価証券報告書です。
有価証券報告書は、証券取引所へ上場している企業や店頭登録している会社が、事業内容を明らかにするため作成・公表を義務づけられている文書です。
有価証券報告書を読み解くことにより、企業が行なっている事業の現況や将来性が予測可能になります。
有価証券報告書は決まった書式に則って作られており、複数企業の対比も容易です。
株投資を検討している方は、購入先企業の決定に有価証券報告書が重要な役目を果たします。