有価証券報告書総覧で調べるには

有価証券
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有価証券報告書、いわゆる有報を閲覧したい場合には、以前は、独立行政法人の国立印刷局から冊子として発行、発売されていた有価証券報告書総覧がありました。

これは、企業から提出されて手を加えられていない状態の有価証券報告書、半期報告書、四半期報告書が縮刷印刷にかけられて発売されていた紙ベースの資料です。

しかし、電子報告という形態に統一されてEDINETが運用されるようになってからは、発売元が全国官報販売協同組合が引き継ぎました。
この総覧では、各証券取引所の一部と二部、地方上場会社、上場外国会社だけが収録対象となっています。

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なお、国立国会図書館に所蔵されているものとしては、総覧の冊子としては、上場企業のものは昭和36年以降のものがありますが、資料の保存性の観点から、マイクロフィルム化されたものが用意されていますので、内容を閲覧する場合には、マイクロフィルム化されたものを利用することになります。

また、店頭登録会社、地方単独上場会社や外国企業に関しての過去総覧も所蔵されています。
上記はいずれも国立国会図書館に所蔵されており、閲覧するためには、情報室にて必要事項を調べた上で申し込むという流れになります。

申込手順としては、総覧冊子の場合、会社番号を調べてから行うことになりますが、インターネット上のEDINETでは会社番号を調べることは出来ないので、この点は、国立国会図書館を使う場合には注意したい点です。

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