投資信託には、いろいろな投資対象への投資を行っている、様々なタイプの商品があります。
また、似たような投資対象へ投資をしている商品も数多く存在します。
そのために、個人投資家がファンドを購入する時には、いろいろなファンドを評価して、良い投資信託を選び出す必要があります。
もちろん、評価をするということは、あくまでも過去の運用実績についてであって、将来の運用成績を保証するものではありません。
しかし、様々なファンドを比較することで、投資方針や運用方針について詳しく知ることができ、その中から良いファンドを選ぶことは可能なはずです。
そのような場合に、特に重要な比較方法としては、それぞれのファンドがベンチマークとしている指標と比べてどのような値動きをしているかを分析する方法が挙げられます。
一般的にインデックスタイプであれば、株価指数や債券指数などの参考指標とほぼ同じ動きをする場合が多いです。
しかし、アクティブ型のファンドの場合には、運用担当者の判断で投資対象を入れ替える場合も多く、運用担当者の能力によっては参考指標を上回る運用実績をあげるケースも存在します。
また、一般的には運用コストがかかるファンドの場合には、運用実績があまり良くないファンドもあるために、同じ投資対象のファンドであれば、信託報酬が割安なファンドを選ぶ方法もあります。
そして、効率的な運用を行うためには、純資産総額が大きなファンドを選ぶことも重要だと言えます。