大きな利益を産む日経先物225

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金融先物取引の種類の一つに日経先物225があります。
先物取引とは、ある商品を将来の定められた期日に、今の時点で取り決めた価格で取引する形態です。
日経先物225は、日経平均株価を基にしながら株価指数先物取引となっていますが、国内では大阪証券取引所、海外ではシカゴ商業取引所、シンガポール証券取引所においても上場売買されています。

この種の取引の中では一番早く1988年に取引開始された商品で、東京証券取引所のTOPIXと並び代表的な商品でもあります。
日経平均株価は第一部に上場している約1,700銘柄の中で、日本の株価に影響を与えると思われる企業225銘柄を対象にしています。

日本経済新聞社が制定し、15秒ごとに算出して公表を行なっています。
取引の単位は、日経平均株価の1,000倍した金額が最低取引単位となり1枚と呼びます。

その仕組みを簡単な例で説明します。
日経平均株価が1万円だったとして、将来の決められた日に1万円で1枚を買う予約をしたとします。

その該当する日に日経平均が11,000円に値上がりしていれば1,000円得をしたことになりますし、逆に9,000円に値下がりしていれば予約した1万円で買わなければならず1,000円の損失が発生します。

単純に考えると購入資金として最低単位の1枚を準備するとすれば、1,000万円もの大金が必要になります。
しかし、取引をする証券会社に証拠金として一定の金額を預ければよく、50万円から60万円の金額で取引を開始する証券会社が殆どです。

この日経先物225の概要と仕組みをよく理解した上で、証券会社に口座を開設しましょう。

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