証券会社で取引される先物商品

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先物取引とは、取引時点での約定価格で、売買の当事者があらかじめ定めた期日に現物を受け渡すことを約束する取引方法です。
又、あらかじめ定められた期日に差金決済したり、反対売買により決済する取引方法も先物取引となります。
その種類には、大豆や米といった商品取引や、金利や金融商品を対象とする金融取引の他、国債や株価指数を対象とするものがあります。

証券会社で取り扱っているのは、このうちの日経平均株価指数やTOPIXなどの株価指数、国債を対象とする先物取引で、東証や大証に上場されている商品が主です。

東京証券取引所に上場されている先物商品には、TOPIX、東証REIT指数、業種別株価指数、国債、配当指数など8商品があります。

野村証券や大和証券といった大手の店舗型の証券会社でも取り扱っていますが、インターネットを利用したオンライン証券会社も先物商品の取引に力を入れています。

東証に上場されている商品全てを扱っているのが光世証券で、次いでインタラクティブ・ブローカーズ証券では、業種別と配当指数以外の6商品を取り扱っています。

SBI証券、岡三証券、カブドットコム証券の各社は、TOPIX関連と東証REIT指数の4商品のみとなっています。

大阪証券取引所に上場されている商品は、日経平均株価を対象とするものが主で4種類、その他に、RMプライム指数やアメリカを代表するNYダウを対象とする商品があります。

株式投資のように個別銘柄の選択や分析などに時間を割く必要がなく、倒産リスク回避やリスクヘッジ手段としても有効であるとして注目を浴びている商品です。

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