東証1部に上場している証券会社のリストからみる業界の動向

スポンサーリンク

日本にある証券会社は、日本証券業協会に加盟する金融商品取引業者数から見ると、2014年1月現在で258社となっています。
その中で、東証の1部と2部に上場している証券会社は、一般的な証券会社で16社がリストアップできます。
SBIホールディングス株式会社はネット証券大手として保険や金融業界にも進出している会社で、株式会社大和証券グループ本社は、国内第2位で国内店舗の増強を図っています。

野村ホールディングス株式会社は国内最大手でアジアを重視した戦略重視の体制をとっており、株式会社岡三証券は、三重県を基盤とした会社で傘下にネット証券なども置いています。

以上4社を紹介しましたが、残りの会社もやはり最近の個人投資家の動向を考慮してか、対面販売が主体である会社であっても、オンライン取引を強化する傾向が強くなっていることが特徴的です。

それは、従来の地域密着型で本社を地方都市に置いていれば、その地域に限定した顧客しか獲得出来ませんが、インターネットが普及した現在では、環境整備さえ行えば、これまでのノウハウを生かした全国展開が行えるというメリットを活用したものでしょう。

こうした会社の戦略や営業形態などを見ていく事によっても、最近の投資家のニーズを反映した方向に証券業界が動いているのが見えてきます。

このように、様々な特徴のある証券業者の中でも、自分の投資スタイルに合った会社と取引をすることが納得出来る資産運用に繋がると言えます。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

タイトルとURLをコピーしました