平成19年10月1日に当時の日本郵政公社が民営化・分社化したことから誕生したゆうちょ銀行は、多くの場合に行内の貯金窓口で業務を行なっています。
郵政公社時代の郵便局の時代から投資信託を扱っており、現在では郵便局の窓口はもちろん、インターネットサービスでも購入が可能です。
ゆうちょ銀行で投資信託の取引をするには口座開設が必要で、郵送と店舗での手続きが出来ます。
手続きには、通帳の届出印と免許などの本人確認書類、各種の利用申込書が必要になり、店舗手続きの場合は通常貯金通帳が必要になります。
利用申込書は、郵送の場合には申込書をオンラインで作成してプリントアウトし、店舗で行う場合には店舗で記入します。
また、インターネットでの取引を希望している人に向けては、ゆうちょ投信WEBプレミアと呼ばれる会員サービスがあります。
このサービスには、顧客のニーズに合わせた無料会員とシルバー・ゴールドといった有料会員が用意されていて、会員種別ごとのサービスが受けられます。
この会員制度のサービスで特徴的なのは、無料会員は対象外ですが、有料会員では投資信託の保有残高に応じたキャッシュバックが受けられる点です。
具体的には年会費が1,296円のシルバー会員では、保有残高に年率0.21%を乗じる計算で月間最大875円、年間最大10,500円のキャッシュバックが受けられます。
長期運用を基本とする投資信託では非常に有利な会員サービスとなっているので、投資を始める人はゆうちょ銀行の活用も検討しましょう。