不動産投資では競売の活用も視野に

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低金利の時代が長く続いている現在の状況下では、生活レベルの向上や老後を見据えて資産を増やしたいと考えている人もいることでしょう。
一方、資産の一部を投資に回すにしても、具体的に何に投資したらいいかわからないという方は多くいます。
投資関係の雑誌や広告でも、株式や債券などの有価証券やFX投資などいろいろな投資方法が宣伝されていますが、投資リスクの分散という観点からも不動産投資はお勧めの投資対象の一つです。

不動産投資の基本は不動産の入手で、その入手した不動産がアパートなら部屋を貸し出して賃貸料を得る、土地や建物なら転売して売却益を得るということになります。

したがって、如何にして価格の安い価値ある物件を購入するかがキーポイントとなり、物件をできる限り安く購入する方法として競売というシステムがあります。

多額の借入金を抱えた債務者が債務を返済できなくなった際、債権者が担保である土地や建物といった不動産を裁判所に申し立て、裁判所が売却する不動産が「競売物件」となります。

この物件が最低売却価格以上で売却されると売買契約が成立し、こうした落札システムが競売と呼ばれています。
最低売却価格は裁判所によって委嘱された不動産鑑定士によって決められ、市場価格より低めに設定されるケースがほとんどです。

そこで、競売を利用すれば比較的少ない資産で不動産を入手できる可能性が高まりますが、物件情報の入手や関連する手続き、法律関係を考えると一般の人には簡単とは言えません。

関連する専門家のセミナーなどで十分な知識を身につけてから競売に参加すると良いでしょう。

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