今、少額ずつでも何かに投資を始めたいという人に注目されているのが投資信託の積み立てです。
月々500円という少額から投資することが出来る他、買い付け日の設定も可能な証券会社もあります。
月々の定額で購入することから、標準価額が安い時には口数が多くなり、高い時には口数が少なくなるので、一定口数の購入より1口あたりの平均購入単価を抑える事が可能です。
また、多くの場合長期の運用を前提としているため、分配金をその都度受け取るのではなく、分配金を運用に再投資することになるので、そのことによる複利効果も得ることが出来ます。
発注に関しても、銘柄を事前に選んで買い付け日と金額を設定しておけば、指定した金融機関からこの金額で自動的に買い付けるので、買い忘れを防いでくれるサービスもあり便利です。
まだまだ低金利である銀行預金で利子で収入を得るという時代では無くなっていることや、老後資金の不安、そして、アベノミクスなどによる株価の回復や、NISAなどをはじめとした優遇制度などから、資産運用のニーズは高まっています。
投資というと高所得者が行うものという考えもまだ根強くありますが、リスクもしっかり理解した上で、それぞれが許容出来るリスクの範囲で少額の資金からでも投資の出来る積み立て型の投資信託は、投資初心者にもぴったりの金融商品です。
収入の比較的少ない若年層でも参加出来るこの投資信託を利用して、毎月の貯金の一部を活用するよう、積み立てによる資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。