投資信託の特別分配金は、投資元本に比べて基準価格が低いことを意味しております

投資信託で資産運用を行っていると、運用先が海外であれ国内であれ、株式または債権であっても、毎月もしくは毎年、分配金を受け取ることになります。
分配金は、普通分配金と特別分配金の2種類がありますが、それぞれ大きな違いがあります。

特別分配金を、特別にスペシャルな収益と連想することは大きな勘違いで、特別分配金は、普通分配金と対比した投資用語であり、普通と特別に区分された配当金です。

分配金は普通に特別を加えた関係にあり、原資は全て基準価格です。
特別に基準価格の別の場所から分配金が出ることはありませんので、傾向的に特別とつく分配金が出ている場合は、投資元本に比べて基準価格が低いことを意味しており、運用収益が良くない状況を表しています。

つまり特別とは、普通と違い特殊な分配金であり、投資家の個別元本の一部を払い戻すことになって、税法上では非課税となります。
反対に分配金の普通とは、投資家の個別元本を上回る運用収益に基づいた分配金となり課税対象となるものです。

ただし、海外の投資信託の場合は、為替の変動により運用収益とは全く違う分配金となりますので、目論見表は必ず読みましょう。

為替の変動が無ければ個別元本の変動は運用収益により変動しますが、多くの投資信託は金利の高い海外で運用されています。
個別元本の運用収益が好調でも、為替の変動により基準価格が下がることで、普通分配を出せない商品が多数あります。

昨今の円高で運用収益は良くても、結果的に基準価格が大きく下がる傾向がありますので、基準価格だけでなく運用収益を理解して購入を検討しましょう。

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カテゴリー:投資信託

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