ベンチャーキャピタルファンドとは

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ベンチャーキャピタルとは、成長が見込める未上場企業のベンチャー企業などに対して投資を行っている会社及び資金のことです。
ベンチャーキャピタルによって行われる投資は、未上場企業に自己資金を投資する形と、投資事業組合を設立して投資を行う形があります。
この投資事業組合をファンドと呼び、投資家から資金を募り出資先企業に資金を提供しています。

また、資金の提供以外にも社外経営者を送り込んで経営に直接関わるなどし、株式上場を目指した色々な投資が行われています。
独立系のベンチャーキャピタルは積極的で、事業会社系は親会社の関連事業を好む傾向もあり、個々に投資の方向性が異なっています。

ベンチャーキャピタルファンドは徹底的な企業調査を行い、その会社の行く末を判断した後で支援を行います。

投資先であるベンチャー企業などが上場したら、株式を売却してキャピタルゲインを得る「エクイテイ投資」が一般的で、それがベンチャーキャピタルの目的と言えるでしょう。

特にアメリカでは、ベンチャー企業を成功させたベンチャー経営者がそのノウハウを活かし、別のベンチャー企業を支援する形が多く見られます。
一方の日本におけるベンチャーキャピタルは、1963年に中小企業投資育成会社法によって設立されました。

銀行や証券会社といった金融関連会社が多く、ほとんどが資金面の支援に留まっているのが現状です。

それゆえに、これからの日本には経営に直接関わる「ハンズオン投資」による経営支援が期待されます。

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