日経平均先物取引には2つの商品があります

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日経平均先物取引とは、毎日のニュースでも対ドルの為替の指標とともに紹介される事が多い日経平均株価を対象とした先物取引で、一般に日経225先物取引などとも呼ばれます。
日経平均株価の指数を、「未来の決められた日」に「今の時点で取り決めた価格」で購入するもので、取引単位は「枚」と数え、最低取引単位は1枚につき日経平均株価指数の1,000倍です。

しかし、取引をする際には、例えば日経平均が1万円の場合に1,000万円の資金が必要ということは無く、証拠金取引によって取引が出来る為、約36万円から50万円で1枚の取引が出来ます。

元手の約20から30倍のレバレッジ効果があるので、少資金から始められるという面では非常に魅力的です。

36万円で1,000万円を動かすのに抵抗のある人に向けては、日経225miniという日経平均先物取引も用意されており、この先物取引の最低取引単位は日経平均の100倍と、日経225先物取引の10分の1になっています。

この2つの商品の違いに関しては、最低取引単位の違いだけでなく、取引する時の値段の刻みも違っており、日経225miniに関しては5円単位、日経225先物は10円単位です。

日経平均先物取引であるこの2つの商品は、大阪証券取引所やシンガポール証券取引所、シカゴ・マーカンタイル取引所に上場されている為、世界中の投資家が売買を行なっており、非常に流動性の高い商品であると言えます。

また、値下がりを予測して売りから入って、後で買い戻すことにより利益を得ることが出来るのが、他の先物取引と同様の特徴です。

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