パチンコや競馬の馬券の購入など、ギャンブル性の強いものに関しては購入の際に年齢に関する制限がありますが、宝くじの購入に年齢制限は無く、当選金付証票法という法律にも記載が無い為、購入や当選金の受け取りに法律上の制限は一切ありません。
しかし、サッカーくじとして知られているtotoでは年齢の規制が設けられているので、購入の際には確認が必要です。
また、小学生などの未成年者がくじを購入する事は可能で、当選した場合の当選金は本人のものとなりますが、一部の宝くじ売り場では未成年者への販売を自主規制している場所も見られます。
民法では、未成年者の契約には親権者の同意が必要と定められており、何かトラブルが起きた際に販売者側の責任が問われるので、その責任を回避する為に18歳未満の販売を規制しているのです。
他にも、未成年者が購入する場合は、親の同意を求める売り場もあります。
最近では、インスタントくじのスクラッチやロトくじなど数字を選択出来るくじへの人気が高まり、小さな子供でも興味を示すケースも少なくありません。
特にスクラッチでは、子供に人気のアニメキャラクターが登場しているものもあるので、どうしても購入したい場合は保護者と一緒に購入した方が無難でしょう。
抽選日を心待ちにする気持ちを親子で楽しめば良いコミュニケーションツールになりますし、おこづかいを使って窓口で購入する事で、社会勉強や金銭感覚の学習にもなるので上手に利用してはいかがでしょうか。