株価に見るファーストリテイリングの特徴

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カジュアル衣料品で有名なユニクロやファミリー向けカジュアルブランドであるGUを傘下に持つファーストリテイリングは、1963年に山口県山口市に小郡商事株式会社の名称で設立されました。
1991年に現在の株式会社ファーストリテイリングに社名変更してカジュアル衣料に特化し、商品開発と広告を含めた販売力で急激に飛躍しました。

着やすさや低価格、暖かさというキーワードで爆発的にヒットしたフリースは、着た事がない人はいないと言っても過言ではない程の人気でした。
近頃は、薄さと温かさを両立したヒートテックで売上げを激増させ、現経営者である柳井正の経営手腕の鋭さを知らしめています。

1999年には東京証券取引所第一部銘柄に指定され、イギリスのロンドンにも出店し海外進出を果たしました。

近年、グローバル企業を目指し社内で使用する言葉を英語にしたり、賃金体制を世界共通としたりと、世界経済を見据えた社内制度に改革しています。
その成果として、売上高も直近2年連続で増加しており、株価も日々多少の上下はあるものの上昇傾向にあります。

GU事業も好調で、昨年の8月期には売上げ1,000億円を超え、次の売上げ目標として3,000億円、経常利益300億円を掲げています。

その他にも、CRS活動、リサイクル活動、緊急災害支援など様々な社会貢献活動にも力を入れており、衣料事業を海外に広げる中で、どのような新しい事業展開をしていくのかが株価の動向と共に注目されるところです。

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