投資信託とは、預けた資産の運用をプロに委託して株式や債券に投資することです。
そのうち、株式に投資可能なものを株式投資信託といいます。
投資信託は、預けた資産をプロに運用してもらうことができ、多くの人から投資のための資金を集めるため、少額投資から始めることが出来、個人では難しいリスクを減らすための分散投資が可能になるなどのメリットがあります。
預貯金と大きく違うのは、預けた資産を運用した結果が投資家にきちんと還元されることです。
銀行に預けた場合、それを運用して銀行がどれだけ大きな利益が出たとしても預金者にはあらかじめ決められた利子しか支払われません。
投資信託の場合では、利益が出れば出るほど投資家に還元されることになります。
逆に、損益が出た場合のリスクも投資家が背負うことになるため注意が必要です。
投資信託を活用するためには、自分がどれくらいのリターンを期待し、リターンに対してどの程度のリスクまでなら許容できるかによって、さまざまなタイプの投資信託から自分に合った投資信託を選ぶ必要があります。
投資信託のリスク対策として、ひとつの投資信託だけに資産を集中させずに資産の投資先を分散することや、長期投資と短期投資を上手く使い分けることなどが挙げられます。
また、ひとつの投資信託に時期をずらして投資するのも有効な手段です。
運用した結果が投資家に還元される株式投資信託のメリットとリスクを正しく理解して、大事な資産を有効活用してください。