楽天の業績を有価証券報告書から予想してみる

有価証券
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投資家が、その企業に対して投資を行うかの判断を行う一つの指針に、有価証券報告書があります。
これを熟読することにより、その企業に対して株式購入などの投資の判断を行うのです。

最近ライバル会社とされている、外資系企業の日本国内の売り上げ高が公表されて、電子商取引を行う分野での成長率の高さが注目されましたが、日本でビジネスを展開する楽天の業績も気になるところでしょう。

四季報などによると、電子書籍が赤字になってはいるものの、本業のネット通販が、スマートフォンやタブレットからの購入機会拡大により、2012年度も増収増益との予想が出てきています。

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確かに電子書籍は赤字ですが、ライバル会社と同じように、自社のコンテンツや出店した企業の書籍を購入してもらうためのプラットフォームとして考えるのであれば、これで利益を確保するつもりはないと判断できるはずです。

また、金融や旅行代理店などの多角化とグループ内のブランドの統一により、それらが向上効果を生み出し、来年度以降も収益は期待できるものと考えられます。

ライバルなどとの競争が激しいのですが、ほぼ業界内での地位を固めていますし、今後も新しいビジネスを展開できる余力もあるはずです。

英語共通語化などユニークな経営方針などもありますので、有価証券報告書や四半期報告書の変遷も含めて内容を精査し、投資に値すると考えるのであれば、実行していっても良いと思われる投資先と言えます。

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