上場審査ガイドラインの基になっているのが、有価証券上場規程施行規則です。

有価証券
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あの会社が上場した、あの会社が上場廃止になったという言葉を耳にしたり、新聞などで見たことがあると思います。
よく聞く言葉ではありますが、上場するとは何か、上場するとどんなメリットがあるのか、また上場することはそれほど難しいことなのかと聞かれても、金融機関や保険会社に勤めている方や投資家の方でなければ、簡単に答えることが出来ないものです。

まず、上場するとはどの様なことを意味するのかというと、これは、会社の株式を公開するということです。
ただし、全ての会社が上場できるわけではなく、設けられている上場基準を満たしていなければいけません。

上場基準の主な内容は、株主数や上場時価総額、利益の額、純資産の額などで、これら全ての基準を満たす会社だけが株式を公開することが出来ます。

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また、証券場によっても様々な定款や業務規程が定められています。
例えば東京証券取引所では、有価証券の上場や上場廃止などに関する事項を定めている有価証券上場規程というものがあります。

また、その中で、東京証券取引所が定める事項並びに規程の解釈及び運用に関して必要な事項は、有価証券上場規程施行規則に定められています。

この有価証券上場規程施行規則に基づいて、上場審査のガイドラインなどが設けられており、東京証券取引所に上場を行いたい場合は、このガイドラインを満たす必要があります。

ちなみに、東京証券取引所では2007年4月より自主規制法人が業務を行っており、この法人が上場審査ガイドラインの主な作成を行っています。

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