IPOは、新規公開株のことです。
新しく証券取引所に上場する場合には、新規上場会社は株式を発行して株主を公募することになりますが、その上場前に公募する株式のことを指しています。
IPOは通常、その公募価格が割安な価格で設定されるために、上場後初めてつく株価である初値が、公募価格よりも高くなります。
この株式の募集や公募価格を決定するために必要なプロセスを、ブックビルディングと呼んでいます。
邦訳では需要申告と呼ばれていますが、IPOの抽選に応募する際には必ず参加しなければならない手続きです。
たとえば、ある銘柄のブックビィルディングが、5万円から10万円で仮条件として行われるということは、この銘柄が5万円から10万円だと仮定した場合に、実際の投資家はいくらで買いたいと思うかという質問を、幹事の証券会社からの投資家にへ投げかけるのです。
これに対して投資家が応えた内容で、証券会社が公募価格を決定することになります。
SBI証券では、この需要申告に対しては、抽選や配分に外れた場合、その外れた回数に応じてチャレンジポイントというものが加算される制度を持っています。
これは、次回の需要申告の申込時にこのポイントを利用することによって、当選しやすくなるSBI証券のポイントサービスです。
抽選や配分に外れた場合のポイント加算に関しては、使用したポイントに1ポイントを加えたものが加算されることになっています。
当選すると使用されたポイントについては消失します。